湯の上フォーエバー!2
♨️予約開始しました♨️
湯の上フォーエバー!2
東京上映会
2023/11/13(月)、14(火)
東京・中野(JR中野駅より徒歩約10分) ※会場は予約後にお知らせします
©︎湯の上実行委員会 Photo by Suzuki Takanori
大分県別府市で10月中旬に開催された「湯の上フォーエバー!2」は、市内の共同温泉公民館を劇場空間に改装し、宇佐美なつ、コトミドリら踊り子さんによるパフォーマンスだけでなく、月亭太遊による落語、東京ディスティニーランドによるアングラひとり芝居、お魚解体ショー(DJ付き)などを香盤に混ぜ合わせた実験的な芸術祭です。
本上映会では、会期中とくに盛り上がった最終日2回目の上映と、ゲストによるトークを実施します(トークは11/13、14のみ)。踊り子さんのパフォーマンス映像が日の目を見ること自体きわめて希少ですが、スト客と、ほとんどストリップを見たことのない別府市民が楽しく交流しながら、全年齢向けパフォーマンスの時間を共有する風景は、今日の劇場ではほとんど見ることのないものではないかと思います(上映される映像は全年齢対象の内容です)。
別府以外での上映は、今回が唯一の機会となります。ぜひ足をお運びください。また「湯の上フォーエバー!」は来年10月中旬に3回目の開催を予定しています。
【日時と価格】
●11月13日(月) 18:30(ゲスト:宇佐美なつ、亀石倫子) 4,000円
●11月14日(火) 18:30(ゲスト:武藤大祐、石川良子) 4,000円
※各回定員25名。上映時間は約1時間45分、トークは約1時間を予定
【ご注意ください】
チケットは事前予約制のみです。当日券の販売はございません。11/8の午後7:00(19:00)より本webサイトにて予約開始いたしますので、公式ツイッターにて最新情報をご確認ください。
♨️トークゲスト♨️
宇佐美なつ(踊り子) 11/13 出演
2019年、渋谷道頓堀劇場でデビュー。青春期にポップカルチャーをひと通り経験したのち、社会人を経て踊り子に。アイドルソング、ヒップホップなど多様な選曲を通して、音楽とその物語を可視化するような演目を数多く手掛ける。
亀石倫子(弁護士) 11/13 出演
2009年大阪弁護士会に登録。刑事事件を中心に経験を積み、クラブが風営法で摘発された事件の違憲無罪判決(2016年・最高裁)、令状なしでのGPS端末を使った監視捜査は違法とする判決(2017年・最高裁)、タトゥー彫師医師法違反事件の無罪判決(2020年・最高裁)を弁護人として導いた。2020年、コロナ禍での持続化給付金等の給付対象から性風俗事業者が除外されたことをめぐり、国を提訴。著書に『刑事弁護人」(講談社現代新書)。
武藤大祐(ダンス批評家、群馬県立女子大学文学部准教授、スト客)
11/14 出演
近現代アジア舞踊史、および振付の理論を研究。とくに近代西欧で生まれた「芸術」の概念がアジアの舞踊におよぼした影響や、舞踊と性風俗の関係の変化など。2021年2月5日以来、ストリップにハマる。ストリップの現在をインタビューや論考などで紹介する書籍(編著)を準備中。
石川良子(立教大学社会学部教授、社会学・ライフストーリー研究)
11/14 出演
松山大学人文学部教授を経て、2023年9月より立教大学社会学部教授。専攻は社会学・ライフストーリー研究。主な著書に『「ひきこもり」から考える』(ちくま新書、2021年)、『ライフストーリー研究に何ができるか』(新曜社、2015年、共編著)、『「ひきこもり」の30年を振り返る』(岩波ブックレット、2023年、共著)、「コロナ禍のもとのストリップ:ある踊り子のライフストーリーから」(『日本オーラル・ヒストリー研究』2021年)など。
♨️ タイムスケジュール ♨️
別府フォーエバー劇場は、1回目、2回目を通してご覧いただけます(入退場自由、当日限り)
♨️ プログラム ♨️
湯の上スペシャルオープニング
10/13(金) 18:30〜 入場料:4000円(予定)
会場:紙屋温泉公民館
出演者総登場のスペシャル公演。踊り子さんのダンス、落語に加え、お魚大臣による旬の魚解体ショーも。観て、騒いで、楽しい一夜。
別府フォーエバー劇場
10/14(土)13:00〜 10/15(日)17:00〜 入場料:3000円(予定)
会場:紙屋温泉公民館
紙屋温泉が劇場に大変身!? 踊り子と噺家によるパフォーマンスを、毎日各2回公演。出演者とも記念撮影できます!
みんな主役だ! 紙屋のど自慢
10/15(日)13:00〜 入場料:無料
会場:紙屋温泉公民館 審査員:大久保英子、倉田翠、深川謙蔵
スペシャルなゲストを審査員に迎えた、みんなが主役のカラオケ大会。
歌えばもらえる、ちょっとうれしい賞品もあるかも…?
勝正光ライフドローイング展「別府と描く」
10/13(金)〜10/23(月) 入場料:無料
会場:別府市創造交流発信拠点 TRANSIT(レンガホール1F)
別府で暮らして15年目のアーティストが、街と人との出会いから描いてきた作品を一挙公開。作品集も刊行します。
【関連イベント】
朝だ語ろう! 別府のお色気(文化)とストリップの現在
平野芳弘 × 武藤大祐
10/14(土) 10:30〜12:00 入場料:無料
会場:別府市創造交流発信拠点 TRANSIT(レンガホール1F)
多様な大衆芸能が息づいてきた街・別府。その歴史を「お色気文化」という視点から語るとともに、「湯の上フォーエバー!」のコンセプトの軸となっているストリップの現在を概観する。
勝正光個展 スペシャルトーク「ここ15年ぐらいの別府」
勝正光 × 藤田洋三
10/21(土) 14:00〜15:30 入場料:無料
会場:別府市創造交流発信拠点 TRANSIT(レンガホール1F)
約15年にわたって別府ゆかりの人々や風景を描いてきた勝正光。その記録をまとめた展覧会をヒントに、別府の近過去、そしてこれからを語り合う。
♨️ 出演者 ♨️
宇佐美なつ(踊り子)
2019年、渋谷道頓堀劇場でデビュー。青春期にポップカルチャーをひと通り経験したのち、社会人を経て踊り子に。アイドルソング、ヒップホップなど多様な選曲を通して、音楽とその物語を可視化するような演目を数多く手掛ける。
コトミドリ(踊り子)
ジャズ、バレエ、ヒップホップ、コンテンポラリー、舞踏、ベリーダンスなどの経験を積み、国内、海外での活動の後、ストリップの世界に入る。同時にヒーリングの修行を積み、その経験を生かしたステージを模索中。
月亭太遊(落語家)
漫才師を経て、月亭遊方に入門。落語家の道へ。R-1ぐらんぷり準決勝やNHK新人演芸大賞決勝に進出後、地域に根差した活動をライフワークとしている。清島アパート入居をきっかけに、アート方面の活動も展開中。
東京ディスティニーランド(1人芝居俳優)
小中高と目立つ事もなく20歳を迎える。『じゃマ〜ル』で「演劇しませんか」というサークルに参加。初めて眼鏡を外す。「ハンサムだね」の一言で魂が発火。以来60の劇団を渡り、旅巡りの俳優に。別府に辿り着いた自分に驚いています。
お魚大臣(料理人)
料理人、切り絵作家、Jeep好きのケーキ好き、チーズケーキ作り、お魚捌き。定期的にお魚解体ショーを行うほか、別府市内で「蝶々魚食堂」(別府市駅前本町9-7高崎ビル1F)を営む。
勝正光(画家・現代美術家)
2009年「わくわく混浴アパートメント」(別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」関連企画)参加を機に、会場となった清島アパートに移り住み、作品発表を続ける。町歩きガイド、地域の絵画教室講師なども務める。
大久保英子(紙屋のど自慢 審査員)
歌手。別府市南立石のカラオケスナック「マリンブルー」を拠点に歌も教えている。受賞歴に「第1回 全日本別府歌謡祭 歌の花たば」(2022)グランプリなど。
倉田翠(演出家、振付家、ダンサー、紙屋のど自慢 審査員)
京都を拠点に活動。作品ごとに自身や他者と向かい合い、そこに生じる事象を舞台構造を使ってフィクションとして立ち上がらせることで「ダンス」の可能性を探求。2016年より、倉田翠とテクニカルスタッフのみの団体、akakilike(アカキライク)の主宰を務める。2024年度から、まつもと市民芸術館 芸術監督(舞踊部門)に就任。セゾン文化財団セゾン・フェローⅠ。 写真:遠藤文香
深川謙蔵(紙屋のど自慢 審査員)
1990年佐賀県生まれ。立命館アジア太平洋大学卒。2019年3月から別府に移住し、レコードBAR「the HELL」と、リスニングバー「TANNEL」を開業。2023年より始まるおんせん都市型音楽祭「いい湯だな!」主宰。
平野芳弘(平野資料館長)
別府生まれの別府育ち。明治・大正・昭和期の別府温泉の歴史・温泉文化について資料を保存収集・整理しながら調査研究を行う。趣味で写真撮影も行っており『別府八湯ものがたり』『別府タワーの見える街写真集』などを出版。別府温泉ならではのユニークな温泉文化・流しの文化・スナック・バーの文化・食の文化・お色気の文化などを紹介する体験ツアーやイベントも行っている。
武藤大祐(ダンス批評家、群馬県立女子大学文学部准教授、スト客)
近現代アジア舞踊史、および振付の理論を研究。とくに近代西欧で生まれた「芸術」の概念がアジアの舞踊におよぼした影響や、舞踊と性風俗の関係の変化など。2021年2月5日以来、ストリップにハマる。ストリップの現在をインタビューや論考などで紹介する書籍(編著)を準備中。
藤田洋三(写真家)
写真家。1950年大分県生まれ。幼い頃より職人仕事に興味を持ち、1976年より大分を拠点に全国の鏝絵 (こてえ)、土壁、石灰窯、藁塚 (わらづか)、石積みなどの撮影と取材を続けている。主な著書に『近代建築史・ゲニウス・ロキ』(1993年、産研出版)、『消え行く左官職人の技・鏝絵』(1997年、小学館)など。
♨️ 会場案内 ♨️
♨️ 別府グルメ&みどころマップ ♨️
旅の楽しみはおいしいもの
別府市民から愛される名店を選りすぐって紹介
(週末はどこも予約必須です!!!!)
野田商店 太巻きがおいしい
TANE 本格南インドカレー
バサラハウス 珠玉の創作系カレー
蝶々魚食堂 お魚大臣のおいしい食堂
一力 焼肉の名店
別府ブルーバード劇場 映画ファンなら行きたい
Beppu Sake Stand 巡 酒屋が経営する各打ち
the HELL 若者が集うDJバー
チョロ松 名物は「かも吸い」
昇陽 深夜までやってる町中華
湖月 ふらりと寄りたい人気餃子店
TANNEL モーニング営業もやってるリスニングバー
ウルスケストラ タコスもカレーもうまい
まるみ ジャガバタも食べてほしい焼き鳥屋さん
ふくや ほっとするおでん
香凛 ベストオブ手作り餃子(お値段はそこそこ高)
竹瓦温泉 別府の温泉はまずここに
地酒のコタニ 全国に名を轟かせるレジェンド酒屋
喫茶ムムム 癒しのひとときモーニング
SELECT BEPPU 別府ゆかりのおみやげ・雑貨がそろう
別府タオル レトロかわいいオリジナルタオルにキュン♨
フジヨシ醤油 超甘いカトレア醤油がクセになる
居酒屋より道 大分のグルメをリーズナブルな価格で
友永パン屋 大正から続く人気パン屋
あじわい工房 杏 魚コロッケを食べなければならぬ
クーポノス 毎日食べたいベトナム料理
SPICA 九州最強(?)のおしゃれ雑貨屋
青い鳥 マクロビ系カレーが嬉しい
♨️ 2022年のアーカイブ ♨️
♨️ お宿の情報 ♨️
宿泊は
「ゲストハウス サンライン別府」の
ドミトリーになります。
(10/13【金】〜10/16【月】の3泊4日のみ)
♨️ 本サイトでの予約は終了しました ♨️
詳細はこちらから
https://sunlinebeppu.com/
主催 | 湯の上実行委員会
(問合せ先:yunoueforever@gmail.com)
助成 | 公益財団法人 福武財団、大分県民芸術文化祭実行委員会
協力 | 別府市、NPO法人 BEPPU PROJECT
本企画はベップ・アート・マンス2023登録プログラムです
令和5年度 別府市創造交流発信拠点「TRANSIT」企画公募 採択企画
第25回大分県民芸術文化祭地域文化行事
メインビジュアル:勝正光
©︎2023, 湯の上実行委員会